2008年8月2日と3日の両日、こむこむ(福島市子どもの夢を育む施設)で、ムービーカードワークショップを行いました。ワークショップの記録をきちんと公開していきたいところですが、なかなかできていません。近いうちに、ムービーカードのWebサイトも、ここのようにブログサイトにして更新しやすいようにしたいと思っています。
さて、ワークショップではなくて福島のことについて少し書きたいと思います。福島の人は、みなさん口を揃えて「ここはとくに見るところもないので…」と謙遜されます。たしかに派手な観光スポットはありませんが、魅力ある場所や食べ物にあふれた土地だと思いました。
短期間でちょっと見聞した範囲でも、桃、わらじまつり、コラッセふくしま、浄土平、飯坂温泉、餃子などなど。福島には、けっこう名所・名産があるのに、県外の人へのアピールが足りないようです。また地元の施設や人も、外からの視線への意識が圧倒的に足りないため、外部から訪れた私のような人間へ、その魅力を伝えきれていません。これは、看板の配置やWebサイト、言葉づかいなど、ちょっとした工夫で解決できることです。大きな観光地は、この点は軽くクリアしていますね。
こむこむのWebサイトも、この観点で見ると大変に惜しいです。きっと地元の人は十分知っていることなのかもしれませんが、外部に対して施設の持つ魅力を伝えきれていません。毎日こむこむでは、たくさんの活動が行われていますが、その記録が公開されていないのも残念です。きっと膨大なアーカイブができるはず。ぜひWebを活用してほしいと思います。
そういえば、福島駅周辺の案内看板で見つけたのですが、こむこむの英語表記は「Childeren’s Creative Learning Center」だったかな? なかなか格好良いネーミングでした。ところがいま、Webで検索したり福島市の英語のWebサイトを見ても、見つかりませんね。看板に載っているということは公式なコトバのはずなので、せめてWebにも掲載してほしいものです。実世界で見聞きした言葉から、Webサイトへスムーズに誘導すること。これは観光地に限らず、公共施設に必要なアクセシビリティの一つだと思います。