ここ数年の本の買い方。
出版社や著者にはわるいが、新刊本はあまり買っていない。とくに話題のベストセラーにはすぐには飛びつかないようにしている。とりあえずAmazonのほしい物リストに追加して忘れる。しばらく時間をおいて、ブクスバで中古価格を見ながら買うこともあれば、そのときには熱がさめたり興味が移っていてやめることもある。中古相場は正直でおもしろい。価値ある本の値段はあまり下がらない。一時のブームで飛ぶように売れた本はほとんど投げ売り状態だ。ときに品切れになってしまう場合があり、くやしい。
安くなった本を10冊ほど一気に買う。そして結構な確率で積ん読になってしまう。あれれ読んでないや。あまりよいサイクルができていないぞ。
電子書籍は悩んでいる。多くの場合、電子書籍でもかまわないのだけど、物理本がないと他人と共有できないのがさびしい。賞味期限の短い技術本は電子書籍のほうがよいようにおもう。
おもしろかった展覧会の図録は、その場で買っている。もちろん購入の基準は私的な好みなので、たとえ世間で盛り上がっている展覧会だとしても無条件に買うことはない。
いらない本は売っていたけれど、たいした値はつかない。メルカリに出すとときどき売れる。Amazonでは売ったことがない。もう単純に捨てたほうがコストがかからないのかもしれない。
TABF Ginza Editionの自販機で出てきた本。こういう意外な出会いはうれしい。
Silent Beaches, Untold Stories: New York City’s Forgotten Waterfrontposted with amazlet at 19.04.03Elizabeth Albert
Damiani Editore
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